高松焼(南紀高松焼)

高松焼(南紀高松焼)
Takamatsu yaki(Nanki Takamatsu yaki)

陶磁窯

( )〜 ( )


紀伊国(和歌山)の焼き物で1827年開窯の紀州藩御庭焼として栄えた男山焼に先立ち、崎山利兵衛という陶工が和歌山城下高松にて試験的な製陶を行なった窯で、焼成期間も短く現存は極めて少ない焼き物の一つ。
作風は、男山焼と同じく染付磁器が中心で寸胴型花生や茶器などを製作、またまれに赤絵や色絵の物も残る。

〔陶 印〕
呉須染付にて「高松」「高山造」「南紀」など


落 款 ・ 印 章