唐崎焼

唐崎焼
Karasaki yaki

陶磁窯

( )〜 ( )


享保年間(1716〜35)の頃に近江国滋賀村唐崎(滋賀県大津市唐崎)で焼かれた物で、製作者は不詳であるが近江八景に因んで造られた焼物といわれる。
やや青みの掛かった白釉に松笠や老松を鉄絵付した作品が多いが、中には楽了入や左入を模した赤楽の作品も確認されている。
陶印には二重枠丸印に隷書体にて「唐崎」など。


落 款 ・ 印 章