後藤芝山

後藤芝山
Shizan Goto

儒学者

1722 ( 享保7 )〜 1782 ( 天明2 )

本名:世釣
通称:彌兵衞
字:守中
号:竹風

江戸中期の儒学者

代々高松藩儒であった後藤家弥右衛門友貞の子として生まれ幼少時より学問を好み始めは同藩の守屋義門や菊池黄山について広く学問を学び、18歳の頃に藩命により江戸に遊学。
幕府の学問所である昌平坂学問所にて林榴山より朱子学を学ぶ。
33歳の頃に帰藩してからは高松候に仕えて藩校の建設を提唱、またその初代総裁に就任するなど藩の教育に尽力した。
また、従来複雑であった訓点を簡略化して著された「四書五経」で一躍名声を上げ以降の読み書きの基盤となった。
〔落款名〕
「守中」「字守中」「後藤世釣」「世釣之印」など


落 款 ・ 印 章