薩摩焼

薩摩焼
Satsuma yaki

陶磁窯

( )〜 ( )


鹿児島県内で焼かれる陶磁器の総称で豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際に、捕虜として朝鮮人陶工を連れ帰り、当時の薩摩藩主島津義弘の下で製陶させたのが始まりで、以降、堅野系、龍門司系、苗代川系などの系列に分かれ互いに黒薩摩、白薩摩など違った特色で発展を遂げる。
また、明治時代に入り絢爛豪華な絵付けの錦手作品をパリ万博など国外の展覧会に出品するとヨーロッパ人を魅了して一躍「SATSUMA」の名を広めた。
代表的な窯元には歴代藩窯を勤めた沈寿官など。


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