岡山後楽園焼(旭川焼)

岡山後楽園焼(旭川焼)
Okayama Korakuen yaki(Asahikawa yaki)

陶磁窯

( )〜 ( )


備前国池田藩の御庭焼で正徳年間(1711〜15)の頃の創始とされる。
色絵備前が中心的な作品として残るが、藩主自作による物には楽焼風の物も残り、その中でも三代藩主池田継政(1702〜1776)は特に優れたとされている。
また、後楽園に流れる旭川から旭川焼とも称され幕末期まで続いたが、天保年間(1830〜44)の頃旭川の堤改修工事のために廃業となり、その後、明治後期に 田中巴石 によって再興される。

〔陶 印〕
枠無行書押印「波石」枠無「波」


落 款 ・ 印 章