南山焼

南山焼
Nanzan yaki

陶磁窯

( 宝暦 )〜 ( )


【詳細作風など】
別名を周斎焼ともいい、山城国八幡鳩ヶ峰(現在、京都府八幡市南山)で江戸時代宝暦8年(1758)に大阪の豪商、浅井周斎が隠居のためにその地で窯を築き焼き物を焼き始めたのが最初である。
各諸藩国よりその土地の土を取り寄せ、各国の名器の写しを焼いて「八幡南山窯」と称して京都にて非常に珍重された。周斎が80歳で没して、途絶えたが、その後明治年間に復興され、短い期間だが南山として焼かれた。

〔陶 名〕
釘彫「南山」 丸印「無」 「鳳剛園」 など


落 款 ・ 印 章