【出身地・師系】
越中国高岡(現在の富山県高岡市)
【所属・任】
【認 定、受 賞】
フランス教育文化功労章2級。教育文化功労章1級。レジオン・ドヌール3等章など
【略歴・作風など】
美術商。
11月7日現在の銅器で有名な高岡市に生まれる。
明11年に渡仏し、その後オランダ、ベルギー、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国、中国(清)など様々な国を巡り、日本の美術品の販売を手がけ、その合間に日本文化や美術の紹介にも努めた。
また各国博物館の日本美術品の整理を担当。明33年のパリ万国博覧会では日本事務局の事務官長を務める。その文化的貢献に対し、フランス政府からは明27年に「教育文化功労章(フランス語)2級」を、明治33年に「教育文化功労章1級」「レジオン・ドヌール3等章」を贈られた。明治38年の帰国に際し、500点もの印象派のコレクションを持ち帰り、自分の手で西洋近代美術館を建てようと計画したが、その翌年に果たせぬまま東京で死没した。52歳。
〔印 名〕
「」 など
〔市場評価〕★
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