作家资料
BIOGRAPHY【出身地・師系】近江(滋賀県)出身【略歴・作風など】旧近江国水口藩(滋賀県水口町)の藩医の家系に生まれ、将来を医者にしようとする父:巌谷一六(幕末〜明治の書家・政治家)に反発し小波自身は文学を志し上京。1887年に尾形紅葉らの硯友社に属す。はじめは少年少女のセンチメンタルな小説などを手掛けていたが、1891年に発表した児童文学作品「こがね丸」がベストセラーとなりこれが氏の転進のきっかけとなり以降、児童向けの雑誌や叢書を刊行。また、内外の昔話や伝記などを簡易に書き改め「日本昔話」「日本おとぎ話」「世界おとぎ話」として刊行。これは現在にも残る「桃太郎」「一寸法師」などの創作者といってもよいほどの業績で、現時有数のほとんどのおとぎ話が巌谷により幼い子供にもわかりやすいようにと作り直されたものである。〔印名〕「小波」など〔市場評価〕☆