作家资料
BIOGRAPHY【出身地・師系】大坂(大阪)長堀/(父)藪長水ほか【所属・任】大阪府実業功労者、博覧会事務委員など【略歴・作風など】大坂の画家藪長水の次男として生まれ、一時祖父の藪助左衛門を継いで淡路福良に住すが、明治13年に東京にて半年間、薩摩陶画を学び帰坂後には大阪北区中ノ島にて陶器描画工房を設立、薩摩焼風の陶器制作を開始しアメリカ向けに販売を始めこれが好評を博し直接アメリカより注文が来るようになる。同22年には堂島に移転して更なる事業を拡大。その後、京都粟田口の山中商会や横浜サムライ商会などを通じての海外輸出ルート確立にも成功し、1889年には工場を移転・拡大するなど成功を収め大坂薩摩焼・明山薩摩として一世を風靡。また、国内外の博覧会で最高賞を受賞することも多々あり1920年には大阪府より実業功労者顕彰やシカゴ万博博覧会大阪出品理事などを務めた。主に京都の錦光山、薩摩の沈壽官家より素地を取り寄せて薩摩焼風の絵付けを施した装飾性の高い作品を制作したがその卓越された絵付け技術により、装飾に伴う嫌味さを無くし雅趣溢れる気品高い作域を示した。その後、子の藪恒夫が会社を継承したが大正15年頃には工房を閉鎖した。〔印名〕〔陶印〕「藪明山」「明山造」「明山製」〔市場評価〕★★★