作家资料
BIOGRAPHY【出身地・師系】加賀国(石川県)出身【略歴・作風など】加賀国能美郡寺井の農民の子として生まれ、11歳の頃より画工として陶業に携わり、その後九谷の窯場を巡遊、また小野窯、梨谷小山焼や越中丸山焼では陶技指導にも講じて26歳の頃に寺井に工房を開き独立。当時日本画の顔料が中心であった絵付けを輸入され始めたばかりの洋画の顔料に切り替えて今まで表現が困難であった中間色の釉薬を完成、さらに金彩の技法に優れ極彩色で緻密な描写の「彩色金襴手」の作風を確立、現代九谷焼の基盤となった。明治に入ると庄三の作品は海外にも輸出されその絢爛豪華な作域が大いに好評を得た。〔陶印〕赤絵手描「庄三」「九谷庄三」「大日本庄三」「庄三製」など多数。角福印との併用や金彩で枠飾りの物などは上手の部類に入る。が複種の手描印のため近年の贋物・模写品が多数横行し、庄三銘の物は90%が偽物と云われるほどなので、鑑定鑑別には細心の注意と研究が必要。特徴は、真作の場合、大小にかかわらず字体の端々の筆はらいを強調した楷書または草書で字体の賓を見るようにする。〔市場評価〕★★
